リースバックで騙された?よくあるトラブルと契約時の注意点・対処法を解説

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リースバックは「自宅を売却しても住み続けられる」として注目されている制度ですが、一部では「騙された」「聞いていた条件と違った」と感じるトラブルも報告されています。

特に契約内容を十分に確認しないまま進めてしまうと、生活や資金計画に大きな影響が及ぶリスクもあるため注意が必要です。

本記事では、リースバックで「騙された」と感じる理由や、よくあるトラブルとその回避法、契約時に注意すべきポイントについて解説します。後悔しないために、リースバック契約前にぜひ本記事を参考にしてください。

なお、以下では、西湘エリアでリースバックに対応しているおすすめの不動産会社をまとめているので、参考にしてください。

目次

リースバックで『騙された』と感じる理由は?

リースバックに関する画像

リースバックは「自宅を売却しても住み続けられる」という利便性から注目されていますが、実際には「騙された」「想定と違った」と感じる人も少なくありません。

その主な理由は、事前の説明不足や契約内容の理解不足によって、想定外の状況に直面するケースが多いからです。

以下のようなケースが、「騙された」と感じる主な要因です。

・家賃が想定より高く、生活を圧迫した
・再契約できると思っていたのに退去を求められた
・契約書に買戻し条件がなく、再取得できなかった
・修繕費や管理費の負担範囲が曖昧だった
・売却後に第三者に転売され、条件が変更された

これらのトラブルは、リースバックの制度自体が悪いのではなく、契約時の確認不足や、営業担当者の説明が不十分だったことが原因です。

契約内容はすべて文書で確認し、わからない点は専門家に相談することで、誤解や後悔を防ぐことができます。リースバックを成功させるためには、正しい情報と慎重な判断が不可欠です。

実際によくあるリースバックでのトラブルと回避法!5選

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リースバックは便利な制度ですが、「こんなはずじゃなかった」と感じるトラブルが一定数報告されています。

制度の仕組みや契約内容を誤解していると、予想外の家賃負担や契約終了による退去リスクなど、生活に支障をきたす可能性も。安心して利用するためには、実際に起こりがちな問題を事前に知り、対策を講じておくことが大切です。

代表的なトラブル事例はこちらです。

以下で詳しく解説します。

再契約できず退去を求められた

リースバックでは、2年などの「定期借家契約」を採用するケースが多く、再契約できるかどうかは契約書に明記されていない限り保証されません。

更新の意思があっても、買主の事情により再契約が断られると、想定より早く退去を迫られる事態に陥ることがあります。長期的な居住を希望していた人にとっては、大きなストレスや負担になりかねません。

回避法

契約前に「再契約の可否」「契約満了後の対応」を必ず確認し、再契約が可能な旨を契約書に明記してもらいましょう。口約束ではなく文書化が重要です。

想定外に高い家賃で生活が苦しくなった

リースバック契約後の家賃は、周辺相場より高く設定されることが多く、家計に大きな負担をかける可能性があります。

特に年金生活者や収入が限られている家庭では、数年後に支払いが困難になるケースも。売却価格と家賃が釣り合っていないと、資金繰りに苦しむことになりかねません。

回避法

契約前に「売却価格と家賃のバランス」を比較検討し、複数社に見積もりを取って相場感を把握しましょう。無理なく払える家賃か、長期的にシミュレーションをすることが大切です。

売却後すぐに第三者へ転売されてしまった

契約当初は信頼できる不動産会社だったとしても、売却後すぐに別の投資家や法人に転売され、条件や対応が変わってしまうことがあります。

新しいオーナーが再契約に応じない、家賃値上げを求めるといったケースも見られるため注意が必要です。契約者側が対応できず、結果的に退去するケースもあります。

回避法

「オーナーチェンジ後も契約条件が継続される」ことを契約書に明記しておきましょう。買主が転売する可能性についても、事前に説明を受けるのが安心です。

修繕費や管理費の負担範囲が曖昧だった

入居中に設備が故障した場合、誰が修理費を負担するのか明記されていないと、トラブルになる原因に。本来は所有者である買主が対応すべきところを、借主に請求されることもあります。特に高額な修繕が必要な場合、負担が大きくなります。

回避法

契約書の中で「どこまでが貸主の責任か」「借主の範囲はどこまでか」を明確にしておきましょう。修繕義務や管理責任の条項を必ずチェックしてください。

買い戻しできると思っていたのにできなかった

将来的に買い戻せると思っていたのに、契約にその旨が明記されておらず、再購入できなかったというトラブルもあります。そもそもリースバックに買戻し特約が付くかどうかは契約次第であり、確約されたものではありません。

回避法

「買戻しが可能か」「その条件は何か」を事前に確認し、契約書に明記されているか必ずチェックを。将来的な選択肢を残したいなら、特に慎重に確認することが大切です。

リースバックを契約する際に注意すべき3つのポイント

リースバックを契約する際に注意すべき3つのポイントに関する画像

リースバックは、自宅に住み続けながら資金を得られる便利な制度ですが、その分契約の仕組みは複雑で、内容をよく理解せずに進めると後悔につながる可能性があります。

特に、住み続けることを前提としているからこそ、再契約や買い戻しの条件、契約内容を理解することが重要です。トラブルを避けるためにも、契約時に必ず確認すべきポイントがあります。

以下の3点は、事前にチェックしておきたい重要項目です。

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

契約期間・再契約の条件を確認しておく

リースバックで多く採用されるのは「定期借家契約」であり、契約期間満了後に再契約できるかどうかは、契約書に明記されているかどうかで決まります。

再契約が保証されていない場合、住み続けられると思っていたのに退去を求められる事態に陥る可能性があるので注意が必要です。

特に長期間住み続けることを希望する場合、契約期間の長さだけでなく、再契約の可否や条件も慎重に確認しておく必要があります。口頭での説明ではなく、文書に記載されているかが重要な判断基準です。

買い戻し特約の有無と内容を必ず確認する

リースバックでは「いずれ家を買い戻したい」と考える方もいますが、そのためには契約時に「買い戻し特約」が付いている必要があります。

買い戻し特約とは、一定期間内であれば元の所有者が優先的に再取得できる条件を指し、これがない場合は再購入できない可能性が高くなります。

特約が付いていても、価格や期限などの条件が厳しい場合もあるため、内容を細かく確認することが大切です。将来の選択肢を残したい場合は、必ず明文化されているかをチェックしましょう。

契約書の条文は専門家にチェックしてもらう

リースバック契約書には、家賃、契約期間、修繕責任、再契約、買戻し条項など、多くの専門用語や重要な内容が盛り込まれています。一般の方がすべてを正確に理解するのは難しく、誤解や見落としがトラブルにつながることもあります。

そのため、不動産や法律に詳しい専門家(弁護士や司法書士など)に内容を確認してもらうことが安心です。少しの費用でトラブルを防げるなら、プロの目で確認してもらう価値は十分にあるでしょう。

リースバックで不利な契約を結んでしまった場合の対処法

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リースバックは便利な制度ですが、契約内容を十分に理解せずに進めてしまうと、「家賃が高すぎる」「再契約できない」「買い戻せない」など、思いがけず不利な条件で契約していたことに後から気づくケースもあります。

すでに契約してしまったからといって、諦める必要はありません。適切な対応をとることで、状況を改善できる場合もあります。

不利な契約に気づいたときは、次のような対応を検討しましょう。

・契約書の内容を専門家に精査してもらう
・不当な条件があれば消費者センターや弁護士に相談する
・解約や条件交渉の可否を不動産会社に確認する

まずは契約書のコピーを手元に準備し、法的に問題がないかを専門家に見てもらうのが第一歩です。条項に不透明な点や不利益を被る内容がある場合、内容変更や再交渉の余地があるかもしれません。

また、不当な契約に該当する可能性がある場合は、消費者センターや弁護士へ相談し、公的なサポートを受けるのも有効です。早めに動くことで、今後の生活を守る選択肢が広がります。

安心してリースバックを利用するためのポイント

安心してリースバックを利用するためのポイントに関する画像

リースバックは便利な制度である一方、契約内容や条件によっては生活に大きな影響を与える可能性もあるため、事前の準備と確認が非常に重要です。

安心して制度を活用するには、誤解を防ぎ、トラブルを未然に防ぐための判断力と情報収集が求められます。後悔のないリースバック契約を実現するために、以下のポイントを必ず押さえておきましょう。

具体的には、次のような対策を意識することが大切です。

それでは、それぞれの項目について順に見ていきましょう。

契約内容・家賃・買戻し条件をすべて文書で確認する

リースバック契約では、「契約期間はどのくらいか」「再契約はできるのか」「買い戻しは可能か」など、重要な条件が数多く存在します。これらを口頭説明のみで進めるのは非常に危険です。

後になって「聞いていない」「内容が違う」といったトラブルを防ぐには、すべての条件を文書で確認し、契約書に明記されているかを確認することが不可欠です。

特に家賃や買戻し条件は生活設計に直結するため、曖昧なままにせず、納得できるまで説明を求めましょう。

複数社に査定・見積もりを取って比較する

リースバックを検討する際は、1社だけに相談するのではなく、必ず複数の不動産会社に査定・見積もりを依頼しましょう。なぜなら、会社ごとに売却価格や家賃の提案内容、契約条件に大きな差があるからです。

同じ物件でも提示価格が数十万円以上違うケースもあります。複数社を比較することで、相場や適正な条件が見えてきますし、強引な営業から距離を取る判断材料にもなります。情報を集め、冷静に比較検討することが成功への第一歩です。

信頼できる不動産会社と契約を結ぶ

リースバックを成功させる最大のポイントは、信頼できる不動産会社を選ぶことです。実績があり、リースバックの仕組みに精通している会社であれば、条件の相談にも柔軟に対応してくれるうえ、契約後もトラブルが起きにくくなります。

口コミや評判、過去の取引実績なども確認し、誠実な対応をしてくれる会社を選びましょう。契約書の説明が不十分だったり、質問に曖昧な返答をするような会社は避けるのが賢明です。安心して任せられるパートナーかどうかを見極めることが重要です。

信頼できる不動産会社の選び方

信頼できる不動産会社の選び方に関する画像

リースバックを安心して進めるには、信頼できる不動産会社との契約が欠かせません。契約内容や条件の説明が不十分だったり、実績がない会社と契約してしまうと、後にトラブルへ発展するリスクも高まります。

契約後も安定して住み続けたいなら、情報を正しく伝え、柔軟に対応してくれるパートナー選びが重要です。

不動産会社を選ぶ際には、以下のポイントを意識しましょう。

・リースバックの実績が豊富であるか
・契約内容を丁寧に説明してくれるか
・地域の相場や物件事情に詳しいか

リースバックに対応していることは前提として、実際にどのような案件を扱ってきたか、過去の実績を確認することが信頼性を測る材料になります。

また、契約内容の不明点に対して的確に答えられる担当者であるかも重要な判断基準です。地域密着型の会社であれば、相場に即した適正価格や住み続けるための条件設定にも強く、より安心して進められるでしょう。

比較・検討を怠らず、納得できる相手と契約することが成功のカギです。

西湘エリアでリースバック対応のおすすめ不動産会社3選

西湘エリアでリースバック対応のおすすめ不動産会社に関する画像

リースバックは、不動産を売却しながらも住み続けられる仕組みとして注目されています。西湘エリアでは、リースバックに対応した柔軟なサービスを提供している不動産会社がいくつか存在します。

ここでは、その中でも特に信頼性や相談のしやすさに定評のある3社を厳選しました。

それぞれの特徴を確認し、ご自身に合った会社選びの参考にしてみてください。

ハウスドゥ 小田原市役所前

ハウスドゥ 小田原市役所前 株式会社Forestfieldの公式HPのTOP画像
出典元:ハウスドゥ 小田原市役所前

『ハウスドゥ 小田原市役所前』は、小田原市を中心としたエリアで豊富な不動産売却実績を誇る地域密着型の店舗です。

項目詳細
屋号ハウスドゥ 小田原市役所前
会社名株式会社Forest field
所在地〒250-0042
神奈川県小田原市荻窪531-6
電話番号0465-34-2555
リースバックページhttps://odawarashiyakusyomae-housedo.com/leaseback/
公式HPhttps://odawarashiyakusyomae-housedo.com/sell/
免許番号神奈川県知事(1)第31148号

売却メニューの中には「売却しても住み続けたい」という方向けのリースバックにも対応しており、事情に応じた柔軟な提案を行っています。小田原市役所近くという立地の良さに加えて、対応エリアも広く、足柄上郡や南足柄市なども含まれます。

店舗公開物件数も多く、地域市場に強いのが特長です。相談のしやすさや、売却後の生活設計まで視野に入れたサポート体制が整っている点は大きな安心材料です。

不動産売却を検討するなかで、「今の家に住みながら資金化したい」と考える方にとっては、信頼して相談できる存在です。

ハウスドゥ 小田原市役所前 株式会社Forest fieldについて詳しく知りたい方は、こちらも合わせて御覧ください。

ハウスドゥ 小田原市役所前 株式会社Forest fieldについてさらに詳しく知りたい方は、公式HPでも確認できます。

センチュリー21 住宅セレクション小田原店

センチュリー21 住宅セレクション小田原店 住宅セレクション株式会社のTOP画像
出典元:CENTURY21

『センチュリー21 住宅セレクション小田原店』は、小田原市成田に店舗を構える不動産会社で、全国に広がるセンチュリー21グループの一員です。

項目詳細
屋号センチュリー21 住宅セレクション小田原店
会社名住宅セレクション株式会社
所在地〒250-0862
神奈川県小田原市成田170-1
電話番号0465-39-3250
公式HPhttps://www.century21.jp/store/141203-
免許番号神奈川県知事(3)第28319号

地元密着型の姿勢を大切にしつつ、売買仲介・買取・建築請負など幅広い業務を取り扱っています。経験豊富なスタッフが多数在籍しており、売却に関する相談にも丁寧に対応しています。

また、売却の多様なニーズに対して柔軟な提案ができる体制が整っており、状況に応じた最適な方法を一緒に考えてくれます。東海道本線・鴨宮駅から徒歩圏内にあり、キッズスペースや駐車場も完備されているため、家族連れでの相談にも適しています。

センチュリー21 住宅セレクション小田原店 住宅セレクション株式会社について詳しく知りたい方は、こちらも合わせて御覧ください。

ハートマイホーム小田原店

出典元:小田原不動産ハートマイホームダイトー建設不動産

『ハートマイホーム小田原店』は、小田急線栢山駅から徒歩4分という好立地に店舗を構える、ダイトー建設不動産が運営する地域密着型の不動産会社です。

項目詳細
屋号ハートマイホーム小田原店
会社名株式会社ダイトー建設不動産
所在地〒250-0852
神奈川県小田原市栢山506-1 パストラル宮ノ上103
電話番号0120-76-0338
公式HPhttps://www.dyto.jp/baikyaku/
免許番号神奈川県知事(5)24260号

公式サイト上ではリースバックに関する具体的な文言は見られませんが、売却や住み替えに関する柔軟な相談体制が整っており、ニーズに応じた対応が期待できます。

特筆すべきは、接客体制の手厚さで、平日・土日祝問わず案内可能な体制や、送迎サービス、17台分の駐車スペースなど、来店時の利便性も非常に高い点です。

売却後の住まい方や資金計画に不安を抱える方でも、しっかりと話を聞いてもらえる安心感があります。まずは気軽に相談してみたい方におすすめです。

ハートマイホーム小田原店 株式会社ダイトー建設不動産について詳しく知りたい方は、こちらも併せて御覧ください。

まとめ

本記事では、リースバックで「騙された」と感じる理由や、よくあるトラブルとその回避法、契約時に注意すべきポイントについて解説しました。

リースバックは自宅に住みながら資金を得られる便利な制度ですが、内容を正しく理解せずに契約を結ぶと、家賃や契約期間、買い戻しに関する誤解が原因で後悔することがあります。

安心して制度を利用するためには、契約内容を文書で確認し、複数社を比較、信頼できる会社を選ぶことが非常に重要です。

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